電子回路
半導体は、一般的に温度が高くなると抵抗が低くなる
半導体の結晶内において共有結合をしている電子は、価電子帯と言われるエネルギー帯にある
半導体中でキャリアの濃度に変化があると、キャリアは、拡散により全体として一様な濃度になろうとする
半導体に電界を加えた時、半導体中の正孔や自由電子が電界から力を受けて移動する現象はドリフトといわれる
P形半導体に含まれる不純物はアクセプタといわれ、n形半導体に含まれる不純物はドナーと言われる
定電圧ダイオードは、逆方向に加えた電圧がある値を超えると急激に電流が増加するツェナー現象を生じ、広い電流範囲で電圧を一定に保つ特性を有する
可変容量ダイオードは、コンデンサの働きを持つダイオードで、pn接合ダイオードに加える逆バイアス電圧を制御する事により、その容量を変える事が出来る
ベース接地 | エミッタ接地 | コレクタ接地 | |
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用途 | 高周波増幅回路 | 増幅回路 | インピーダンス変換回路 |
トランジスタの増幅回路の動作点による分類
動作級 | 特性 |
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A級 | 直線部のみ |
B級 | 半周期のみ |
AB級 | AとBの中間 |
C級 | 入力信号の一部 |
D級 | 最も効率が良い |
トランジスタ増幅回路を接地方式により分類した時、出力インピーダンスが最も大きく、入力インピーダンスが最も小さいものは、ベース接地の増幅回路である
エミッタ接地トランジスタ回路において、ベースとエミッタ間のバイアス電圧を得るために必要な抵抗Reをエミッタに接続した電流帰還バイアス回路では、
入出力信号の損失を防ぐため、Reに並列にコンデンサを接続する
バリスタは過電圧の吸収、雑音吸収、温度補償等に使用される
アバランシホトダイオードは、電子雪崩倍増現象による電流増幅作用をりようした受光素子であり、光検出器などに用いられる
ホトダイオードは、pn接合面に光を照射すると光の強さに応じた電流が流れる現象を利用して光信号を電気信号に変換する半導体素子である
ホトダイオードは、逆方向電圧を加えたダイオードのpn接合部に光が当たると、光の強さに応じた電流を生ずる半導体素子である
pinホトダイオードは応答速度が速い事から、通信システムで多く用いられている。又、アバランシホトダイオードの様な電流増幅作用はないが、動作電圧が低く雑音は少ない
ホトトランジスタは、コレクタ―ベース接合面に光を当てるとベース電流が変化し、トランジスタにより電流が増幅されるので、ホトダイオードよりも
光電変換効率の高い増幅器として機能する
入力特性:コレクタ – エミッタ間の電圧を一定に保ったときのベース電流とベース – エミッタ間の電圧との関係を示したもの
出力特性:Ibを一定に保った時の、コレクタ電流とVceとの関係を示したもの
電流伝達特性:Vceを一定に保った時のIbとIcとの関係を示したもの
電圧帰還特性:Ibを一定に保った時の、VbeとVceとの関係を示したもの
電界効果トランジスタは、動作に寄与するキャリアに電子又は正孔のどちらか一方のみを用いるのでユニポーラ型トランジスタとよばれている
電界効果トランジスタは、ドレーン – ソース間にチャネルといわれる電流の経路があり、ゲートに加える電圧によって出力電圧が制御される
接合型電界効果トランジスタは、MOS形電界効果トランジスタと比較して雑音が少なく、静電気による影響も少ないという特徴を有する
ある特定の用途の為に設計、製造された集積回路は、一般に、ASICといわれ、ゲートアレイなどがある
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